お客様各位
いつもホテルサンオーク南越谷をご利用下さいまして誠にありがとうございます。
当ホテルの客室に設置してあります、アメニティの常時設置の廃止についてご案内をさせていただきます。
現在、バスルーム内には、
1.歯ブラシ 2.ヘアブラシ 3.ボディタオル 4.カミソリ 5.髭剃り用ジェル 6.綿棒
の6種類のアメニティを常時設置させていただいております。
2022年6月より、こちらのアメニティの設置を取り止め、フロント前にスペースをご用意しセルフにてお取りいただく事とさせていただきます。
お客様が本当に必要なアメニティを必要な分だけお取りいただき、ロスのないようご利用をお願いする形とさせていただきます。
不必要なプラスチック製品の廃棄を少なくし、全体的な削減に取り組んで参りたいと思います。
理由といたしましては、2022年4月1日より、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されました。
プラスチック資源循環促進法の施行によって、
・廃棄物の発生を最小化するサーキュラー・エコノミー(循環型経済)への移行
・資源循環を成長分野として投資できる環境整備
・消費者のライフスタイルの変革
を促すなど、「環境・経済・社会の三方よし」な社会を目指すこととなりました。
プラスチックは生活に欠かせない化学製品の一つですが、近年このプラスチックの廃棄による海洋汚染が問題となっています。日本では、国内でのプラスチックの適正処理、3R(リデュース:ごみの減量・リユース:再利用・リサイクル:再資源化)を率先し、国際貢献も実施してきました。その結果、容器包装等のリデュースを通じたプラスチック排出量は削減され、廃プラスチックのリサイクル率は焼却処理時に発生した熱の再利用も加味すると、85%以上の有効利用率を達成しました。その他、陸上から海洋へ流出するプラスチックの抑制も図られてきました。 その一方で1人当たりの容器包装廃棄量が世界で2番目となるなど、課題も散見されます。
製造・販売する事業者、我々ホテルや工場のような排出事業者、また選んで利用する消費者、プラスチックに関わる全ての方が意識し、削減や再利用といった意識を持って生活しなければなりません。
身近なところでは、コンビニエンスストアで今まで無料でもらえていたプラスチック製のスプーンやフォーク、コーヒーについてくるマドラーなど、気づけば木製に替わっていたり、バイオマス素材の製品に替わっています。一時期、無料でもらえていたビニール袋が3円や5円など、有料になった事もプラスチックごみ削減の第一歩でした。
我々、ホテルサンオーク南越谷としましては、客室内におけるアメニティの中で、多くのプラスチック製品が使われております。その中で、素材を一部変更したアメニティもあり、今後はお客様が必要な分だけお取りいただき、効率よくご利用いただく為、セルフにてお取りいただく形とさせていただきました。
地球環境に配慮したこういった世界的な問題に真摯に取り組み、サステナブルな社会への貢献を目指していきます。
今までご利用のお客様には、大変ご不便とお感じになる部分もあるかと思いますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
詳しくは 【プラスチック資源循環】 で検索してみて下さい。
今後とも、ホテルサンオーク南越谷をご利用いただくお客様には、精一杯の接客をさせていただき、ご満足のいくホテルステイとなりますよう、日々営業して参ります。
越谷へお越しの際には、是非ご利用を心よりお待ちしております。
ホテルサンオーク南越谷
JR武蔵野線「南越谷駅」徒歩5分